ケーキのような、びっくりお寿司
穴子寿司ケーキ
美奈吉
見た目のインパクト抜群のアイデア寿司
一見チョコレートケーキのようなインパクトある見た目。金箔・銀箔がまぶされた艶のある表面は上品なザッハトルテと見紛うばかりの仕上がり。ところがカットすると断面から見えるのは、なんと穴子寿司。この奇想天外な「穴子寿司ケーキ」を開発したのは「美奈吉」の店主である角さん。「大阪商品計画に参加した当初照りのあるタレもなく、海苔で巻くだけでした。押し寿司を丸くしただけような形状だったのですが、最終的にはとことんインパクトを重視。ケーキのような見た目にこだわりました」と当時を振り返ります。そして完成した穴子寿司ケーキは、当初の狙いを遥かに超える完成度となりました。ケーキとしてのあまりの出来栄えに、初めて見る人は「これってケーキですか?」と思わず尋ねてしまうほど。もちろん見た目だけでなく、穴子寿司としての仕上がりも申し分ありません。リアルさと美味しさを両立させるために、試作回数は50回にも及んだといいます。見た目に楽しく、食べて美味しい穴子寿司ケーキは、ご家族へのお土産にするときっと驚かれ、喜ばれることでしょう。
見た目だけでなく、味にもこだわる
まず見た目に驚かされる穴子寿司ケーキですが、何より確かめてほしいのは寿司としての完成度の高さ。メイン具材の穴子は岸和田産の新鮮なものを使用。一つの寿司ケーキに穴子は5~8匹ほど使われます。「岸和田の新鮮な穴子は後味が良く、ふんわりと仕上がる」と角さん。チリ産の赤ワインでふっくらと20分ほど煮詰め、バーナーで炙って香ばしさを引き出した後に、仕上げで赤ワインの残り汁を掛けています。穴子を赤ワインで煮込む調理方法は、フランスの田舎で作られる魚の煮込み料理「マトロート」に着 想を得たもの。前職フランス料理人であった角さんならではのアイデアです。表面を覆うチョコレート色のソースは、穴子を煮詰めた赤ワインを用いたもの。ざらめ・醤油と合わせたとろみのあるタレには穴子の旨味がぎゅっと凝縮されています。一般的なあなご寿司の「つめ」とも違う、深みのある甘さを持ったタレです。酢飯の土台には海苔・錦糸卵・刻み穴子が挟み込まれています。海苔の香り、卵のほのかな塩味が良いアクセント。見た目の面白さだけでなく、美味しさもとことん追求した逸品です。
ターゲット
- 価格帯:
- 標準的
- 年齢層:
- 30~40代
- 性 別:
- 女性
- シーン:
- 両親・家族へのお土産
- 印 象:
- 目新しい、意外、「ケーキですか?」
※掲載情報は事業参加当時のものです。最新情報は各企業に問い合わせください。